日本語散文リンター「nihongo-slopless」をGitHubで公開しました

日本語散文リンター「nihongo-slopless」をGitHubで公開しました。 nihongo-slopless は、日本語Markdownやテキスト文書に含まれる、抽象的な表現、根拠不足、責任主体の曖昧さ、チャット応答の残骸、長すぎる文・段落などを、編集候補として提示するCLIツールです。現時点では公開ベータとして位置づけています。 このツールは、AIが書いたかどうかを判定するものではありません。作成者や生成元の推定ではなく、読み手が判断しにくくなる箇所を確認するためのものです。根拠が薄い、条件が書かれていない、責任主体がぼやけている、といった問題は、人間が書いた文章にも、AIが関わった文章にも起こり得ます。 同じ入力には同じ結果を返す、決定論的なCLIとして作りました。LLMに文章全体を評価させるのではなく、指摘の条件を見える形にして、公開前の確認や授業での振り返りに使えるようにすることを意図しています。 授業や研究室で使う場合も、指摘をすべて直すことは目的ではありません。直すか、あえて残すかを説明する材料として使い、主張、根拠、条件、読み手への配慮を確認する練習につなげたいと考えています。 今後は、実際の文書での誤検出や見逃しを記録しながら、研究計画、授業資料、広報文、AIエージェントが生成した草稿などの公開前確認に使いやすい形へ整えていく予定です。 関連リンク: GitHub: nihongo-slopless 公開資料

May 25, 2026 · 1 min · 佐藤桂輔