オンライン教材「物理からはじめる説明の作法 ― 物理現象をめぐる説明の構築と批判を通して」を公開しました。
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この教材が扱うこと
本教材は、物理の公式や解法を教えるための教材ではありません。
「見たこととそこから言えることを分ける」「条件を示して主張する」「証拠で支える」「限界を認める」――こうした説明の組み立て方を、物理現象を題材にして身につけるための教材です。
教材の概要
高校物理を学んでいる、あるいは学び終えた方を想定し、全12章の三部構成で学びます。
第I部 見る・分ける(第1〜4章)
- 第1章 見えたことと、そこから言えること
- 第2章 主張を支える三つの柱
- 第3章 グラフは何を語り、何を語らないか
- 第4章 断言を、条件つきの主張へ
第II部 つなぐ・組み立てる(第5〜8章)
- 第5章 モデルは「嘘」ではなく、道具である
- 第6章 何を変え、何を固定すればよいか
- 第7章 同じ現象を、同じ内容で語れているか
- 第8章 どこまでなら言えるのか
第III部 比べる・批判する(第9〜12章)
- 第9章 説明の骨組みを見えるようにする
- 第10章 たとえは、どこまで助けになり、どこで誤解を生むのか
- 第11章 もっともらしい説明を、どう公正に疑うか
- 第12章 科学を、社会に届く形で語る
本教材の特徴
- 独学でも授業でも ― 各章に小課題と解答例を配置し、一人でも読み進められる設計です
- 物理を足場に ― 物理現象を題材にしていますが、身につく力はあらゆる場面で使える思考の技術です
- 条件を貫くテーマに ― 断言に潜む条件、モデルの前提、統制変数、適用範囲、限定、反駁と、形を変えながら「条件」というテーマが全章を貫いています
ぜひご活用ください。ご意見・ご感想はお問い合わせページよりお寄せください。